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大田区で相続の相談をする前に絶対に知っておきたいこと - 相続の専門家について解説

      2020/05/15

相続の相談に関して、このようなお悩みはございませんか?

  • 誰に相談すればいいのか分からない。
  • どの専門家に相談をすればいいのか分からない。
  • 何からはじめればいいのか分からない。
  • 平日は仕事で動けず、手続きをする時間がない。
  • 相続税が発生するのか、いくらなのか気になる。

そんな方に読んでいただきたい記事を書きました。この記事では、相続問題を誰に何から相談すればよいかについて解説しました。ぜひ参考にしてください。

 

相続問題は、専門家に相談しよう

相続問題というのは、争いという文字をいれて「争続(そうぞく)」と言われるくらいですから、とてもデリケートなものです。みんながみんな困るわけではありませんし、スムーズにいくところもありますが、上手くいかないところは、そのままズルズルといってしまい、挙句の果てには縁を切るなんてことになりかねません。

家庭によって問題は異なってきます。遺言に関してかもしれませんし、多額の税金に関することかもしれません。問題はそれぞれ。

そのため、相談するところもそれぞれ異なってくるのです。どんな問題でも同じところに相談出来れば楽なのかもしれませんが、そんなに単純ではないのが相続相談の難しいところなのかもしれません。

 

相続を相談できる専門家

ここからは、相続の様々な問題について相談できる専門家をそれぞれ解説していきます。

司法書士

まずは、司法書士です。

司法書士については、「名前は聞いたことはある」という人が多いでしょう。ただ、何をやっているのかというと具体的にはよく分かりませんよね。

そもそも司法書士とは何なのかというと、簡単に言えば弁護士のできる範囲を狭くしたようなものです。不動産登記や商業登記、成年後見などが主な仕事になります。相続問題においては、不動産登記の専門家だと思ってもよいでしょう。土地を売買や離婚の財産分与などにより、不動産の所有者が移転することがあります。そういうときには、所有者移転登記が必要となります。

弁護士

弁護士は、誰もが知っている法律のプロです。

個人で得意分野というのはありますが、基本的には総合的に法律を熟知しています。遺産に関することや事故に関すること、借金に関することまで対応してくれます。

行政書士

行政書士も、聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

ですが、司法書士と同じように、聞いたことがあるけどよく知らないという人が多いと思います。行政書士は簡単に言うと、公的な書類の専門家です。国や自治体に提出書類は細かくて難しいことが多いので、そんなときに書類提出・申請の代行や、相談にのってくれる専門家が行政書士です。

書類の正確性を高めたい場合や、面倒な提出をお願いしたい場合に助けてくれる専門家です。

税理士

税理士は、税金の専門家です。

税務申告に関する代理権を持っていたり、もちろん節税などに関する相談も出来たりします。

 

それぞれの専門家に相談・依頼できること

司法書士

司法書士に相談出来ることは、色々あります。

まずは、不動産の相続登記です。不動産の名義を移転したり、担保になっている場合は抹消登記が必要となるのです。

遺言書の作成や遺言の執行、遺言書の検認も可能です。遺言執行者がいないと1から頼る人を探さないといけなく色々面倒なのですが、予め決めておくとかなりスムーズにことが進みます。遺言書の検認とは、家庭裁判所において、遺言書の内容などを確認してもらい、保存してもらうことです。

また、相続放棄の申請です。遺産の中に借金が含まれることもあります。その際相続放棄をすれば、借金を相続しなくても済むのです。ですが放棄には手続きが必要で、それを代わりにやってくれます。

弁護士

弁護士が出来ることはたくさんあります。遺言書の作成や執行者への就任も可能です。

また、遺産分割協議、調停、審判の代理人、遺産分割協議書の作成もできます。遺産に関するトラブルというのはよくあります。そういうときに代理人になってくれます。協議書に関しては弁護士に作ってもらわないといけないというわけではありませんが、弁護士に頼むと確実です。

相続放棄や限定承認の申術も弁護士は出来ます。限定承認は手続きが結構あるのですが、弁護士に頼むとスムーズです。

相続人調査や相続財産調査もしてくれます。素人がやろうとすると上手くいきませんし、ほころびが出るかもしれません。自分たちでやろうとすると時間がかかりますし、そこは慣れている弁護士に任せたほうがよいと思います。

他には、遺留分減殺請求、事業承継、仮処分も出来ます。ただ、遺留分減殺性急に関しては交渉は自分でしなければなりません。事業承継に関しては、とりあえずアドバイスがほしいというのも可能です。早めにしないと、会社経営が大変になるかもしれません。

行政書士

行政書士は、遺言書の作成や遺産分割協議書の作成や、相続人調査が出来ます。
これに関しては別の職業でも出来ますが、車や株式の名義変更手続きを頼みたいなら行政書士です。これらに関しては、やろうと思えば自分で出来ます。ですがこういうのはしょっちゅう行うわけでもありませんし、色々大変なのにそこまでやっていられない、もしくは、自信がないという人もいるでしょう。滅多にやらないからこそ自分でという人もいるかもしれませんが、滅多にやらないならプロに、というのもありです。

税理士

税理士には、例えば生前贈与の相談が可能です。

相続税の節税には、実は生前贈与が効果的なのです。予め相談しておくと、かなり違いが出てくるかもしれません。

相続財産の評価というのも可能です。現金だったらそんな必要もありませんが、不動産だと評価というものが必要になってきます。減額制度を知らずに申告をしてしまうとかなりこっちが不利になってしまうので、そこは税理士にしっかり相談しておくと良いでしょう。

事業承継の相談も可能です。

あとは、相続税の申告や準確定申告。準確定申告が必要となるのは、被相続人が事業をしていたケースです。誰にでも当てはまるわけではありません。相続税というのは、種類が多ければ多いほど複雑になってしまいます。

また、場合によっては控除というものもあるため、その制度を知らないと大損してしまう可能性があります。自分でもやろうと思えば出来ます。単純なものなら問題ありませんが、少しでも不安なら頼んだほうが案外すぐに終わるかもしれません。そもそも場合によっては相続税がかからないということもありえるので、少しでも疑問に思ったら相談してみると良いでしょう。

相続税の更正請求というのもあります。どんなものかというと、税金の申告をしたけれど間違いがあったときに訂正をすることです。

素人でも分かるような間違いもありますが、見分けが難しい細かな間違いもありますし、場合によっては、ちゃんとすればお金が戻ってくるようなときもあります。ですが、そういうものは、どうしても不安になってしまうものです。そこで、プロに頼れば安心出来るというわけです。

 

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